プリアンプ PRE-5440 PRE-5440

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プリアンプ PRE-5440


バランス接続を備えたバクーンアンプ
新世代のハイエンド・プリアンプ

PRE-5440はAMP-5570に合わせて使うプリアンプとして開発されました。
回路はPRE-5410のSATRI-ICを発展させた回路で、パワーアンプAMP-5570に導入された最新回路HIBIK(I)-ICとHBFBC-ICが入出力に採用されています。HIBIK(I)-ICはCDP等から電圧信号が入った時に、これを電流信号に変換する必要がなくなりました。
変換プロセスがなく構造が単純になった分、音声信号の移動速度が速くなり、歪みも減少しています。
HBFBC-ICチップは、バクーンアンプの自慢の新世代のバッファ回路です。
PRE-5440の精度はPRE-5410に比べると、HBFBCを使った分だけ確実に精度が向上しています。



フロントパネルは、入力切替スイッチで、UNBALANCED RCAが3つ、BALNACED XLRが2つあります。ボリュームの横の赤いスイッチはミュートスイッチです。表示は9桁のブルーLEDでCPUコントローラーがついています。BALNACED XLR1に入力切替スイッチを離すと表示窓にはbL1が表示され、ボリュームの位置も表示がされます。ディスクリートのデジタル・アッテネーターはPRE-5410にもついていますが、5440の物はさらに精度を上げていて、0.5dBステップを持っています。PCB組み込みなので、配線がない分ストレートな音になり、帯域も広がります。プリアンプの動作はCPUで制御され、アッテネーターの減衰量、入力、ミュート動作などが表示されます。

デジタル制御アッテネーター


音量調節は、従来のPRE-5410 MK3で使用したデジタル制御アッテネーターをほぼそのまま使用していますが、メイン回路と電源部とコントロール部は、完全に新たにアップグレードして設計されています。メイン回路には、従来の最高級集積チップSATRI-IC-ULが各チャンネルごとに1つ、新型HBFBC-ICも各チャンネルごとに2つ使われています。2種類の集積チップを使用して、プリアンプの各セクターをモジュール化することにより、小さなスペース内に複雑で大規模なプリアンプ回路が搭載されて精度と安定性を確保しています。PRE-5440は、アッテネーターの誤差を0.1db内達成した超精密アッテネーターです。

新たな入出力系統

今回の製品を契機に、新たなハイエンドユーザー層を取り込む為に果敢にXLR入出力を採用しました。XLRを採用する代わりに、電流伝送(SATRI-LINK)は省略しました。電流伝送は技術的に優れていることは明らかですが、バクーンプロダクツ以外のアンプとの融合をお楽しみ頂け、SATRI-LINKでは無用だった様々なRCAとXLRケーブルでの音質的の変化もお楽しみ頂けます。XLR採用は非常に大きな方向転換ですが、先行発売されたフラッグシップAMP-5570ユーザー層で好評を得ています。



出入力はRCA入力3つ、XLR入力の2つをサポートします。RCAとXLRの出力は同時に出力がされてゲインも完全に同一であるためバイアンプ接続を行うことができます。AMP-5570アンプをBTL仕様のモノラルで使用する場合はXLR入力のみ可能なため、必ずXLR出力を使用します。縦横サイズがAMP-5570と同じ44cm、36cmです。高10cmとして、既存のPRE-5410 MK3より3cmが高くなります。


最大出力:10V
歪率(1KHz):0.0077% /1V
S/N 比:-120dB
周波数特性:10Hz~100KHz
位相特性:0° /20KHz
寸法:W440x H10x D360mm
重量:5.1kg
電源:100V/50,60Hz, 110V, 220V, 240V